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SCHDとVYM、高配当ETFはどっちを選ぶ?日本での買い方まで徹底比較【2026年】

SCHDとVYM、高配当ETFはどっちを選ぶ?日本での買い方まで徹底比較【2026年】
ETFショッパー

米国の高配当ETFを調べると必ず名前が挙がるSCHDVYM。どちらも人気ですが、「結局どっちを買えばいいの?」と迷っている方は多いはずです。

先に結論をお伝えすると、高い利回りと増配を狙うならSCHD、幅広い分散と手軽さならVYMです。そして日本の投資家にとっては「買い方」が大きく違うという、意外と知られていないポイントもあります。この記事で数字を並べて徹底比較します。

結論:一目でわかるSCHDとVYMの違い

SCHDVYM
配当利回り約3.9%約2.4%
経費率0.06%0.06%
構成銘柄数約100銘柄約580銘柄
増配ペース速い(年10%超の年も)安定・ゆるやか
色合いディフェンシブ寄りやや景気敏感
日本での買い方投資信託のみETFを直接購入可

利回りも増配もSCHDが上回りますが、VYMには「約580銘柄への圧倒的な分散」と「日本の証券会社で直接買える手軽さ」という強みがあります。順番に見ていきましょう。

配当利回りと増配率の違い

SCHDとVYMの株価推移比較チャート
SCHDとVYMの株価推移の比較(出典:ETFショッピング

利回りはSCHDが明確に上

2026年初時点で、配当利回りはSCHDが約3.9%、VYMが約2.4%。同じ「高配当ETF」でも、受け取れる配当の水準には1.5%ほどの差があります。今すぐの配当収入を重視するならSCHDが有利です。

増配率もSCHDが優勢だが…

SCHDは増配ペースが速く、年によっては10%を超える増配を見せてきました。「配当が育つ」性質が強いのが魅力です。一方VYMも着実に増配を続けており、13〜14年ほどで分配金が2倍になるペース。派手さはありませんが、安定感では引けを取りません。

SCHDの詳しい仕組みはSCHDは日本で買える?楽天・SBI・Tracersを徹底比較で解説しています。

構成銘柄・セクターの違い

中身の作り方が2つのETFで大きく異なります。

SCHD(約100銘柄)は、財務の健全性・収益性・増配実績といった厳しい基準で「選び抜いた」高配当株に集中投資します。ディフェンシブ(生活必需品・ヘルスケアなど不況に強い業種)寄りの構成です。

VYM(約580銘柄)は、平均以上の配当を出す米国株を「幅広く」組み入れます。銘柄数が圧倒的に多いぶん分散が効き、特定の業種や企業に偏るリスクが小さいのが特徴です。

SCHDとVYMの構成銘柄・上位保有比較
SCHDとVYMの構成銘柄の比較(出典:ETFショッピング

それぞれの最新の構成銘柄や利回りは、ETFショッピングのSCHDページVYMページでいつでも確認できます。

実は大きく違う「日本での買い方」

ここが日本の投資家にとって最も実用的なポイントです。

VYM:SBI証券・楽天証券などで米国ETFとして直接購入できる
SCHD:本家は日本で買えず、投資信託(SBI・SCHD、楽天SCHDなど)経由で投資

VYMはドルで直接買えるので、株価も配当も「本家そのもの」を保有できます。一方SCHDは投資信託を通じた投資になるため、円のまま買えて手軽な反面、ファンドの信託報酬が少し上乗せされます。「直接ETFを持ちたい」ならVYM、「円で手軽に」ならSCHD投信、という選び方もできます。

あなたはどっち?タイプ別おすすめ

SCHDとVYMのタイプ別おすすめ診断。SCHD向きは高い利回り・増配・NISA成長枠・投信積立、VYM向きは米国ETF直接保有・約580銘柄への分散・自分で管理・安定分散重視
迷ったらこの表で自分のタイプを確認してみてください。

どちらか一方に決める必要はありません。「利回りのSCHD」と「分散のVYM」を組み合わせて持つ投資家も少なくありません。両方を保有すれば、集中と分散のいいとこ取りができます。

新NISAでの扱いは?

どちらも新NISAの成長投資枠で投資できます。米国ETFのVYMを直接、あるいはSCHD投信を成長枠で買えば、配当や値上がり益にかかる国内の税金が非課税になります。高配当商品は税金の影響が大きいので、NISA枠を優先的に使うのが基本です。

ただしJEPIのような毎月分配型ファンドは新NISAの対象外なので、その点はSCHD・VYMと扱いが異なります。

よくある質問

トータルリターンはどちらが上ですか?

過去約10年ではSCHDがわずかに上回る場面が多かった一方、直近数年はVYMが好調な時期もありました。相場環境によって入れ替わるため、「どちらが絶対的に上」とは言い切れません。

初心者にはどちらがおすすめですか?

「まず高配当ETFを1本」という初心者には、直接買えて分散も効くVYMがシンプルで始めやすい選択肢です。より高い利回りを取りにいきたい方はSCHD投信を検討するとよいでしょう。

S&P500と比べてどうですか?

資産を大きく増やす力ではS&P500が優勢です。SCHDやVYMは「増やす」より「配当を受け取りながら安定的に持つ」ためのETF。目的に応じて使い分けるのが正解です。

まとめ

SCHDとVYMは同じ高配当ETFでも、利回りと増配のSCHD分散と手軽さのVYMという明確なキャラクターの違いがあります。日本では「VYMは直接、SCHDは投信」という買い方の差も重要なポイントです。

自分の目的(利回り重視か、分散重視か)と買い方の好みで選べば、後悔のない一本が見つかるはずです。両方を組み合わせる戦略も、ぜひ検討してみてください。

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