日本の高配当ETF、2026年7月の分配金はいくらだった?1489など実績まとめ
毎年7月は、日本の高配当ETFにとって分配金シーズンです。2026年7月も主要ETFの分配金が出そろいました。「今年はいくらだった?」「増えた?減った?」が気になる方に向けて、実績をデータで整理します。
先に結論を言うと、分配金は前年から増加。ただし株価も上がったので、利回りは3%未満に落ち着いています。

2026年7月、高配当ETFの分配金が出そろった
日本の主要な高配当ETFは、決算・分配のタイミングが7月に集中しています。そのため7月は「今年の分配金がいくらになったか」がまとめて分かる月です。
全体の傾向としては、企業の増配(配当を増やす動き)や株主還元の強化を受けて、ETFの分配金も前年より増える銘柄が目立ちました。
主役はNF・日経高配当50ETF(1489)
日本の高配当ETFで最も注目されるのが、NF・日経高配当50ETF(銘柄コード1489)です。日経平均採用銘柄のうち配当利回りの高い50銘柄で構成される、この分野の代表格です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 2026年7月の分配金 | 1口 9円 |
| 前年(同時期) | 1口 6円 → 約50%増 |
| 直近4回の年間累計 | 約94円(前年の89円を上回る) |
| 分配金利回り(目安) | 約2.9%(株価3,262円で計算) |
| 支払い開始予定 | 8月14日 |
1口あたりの分配金は前年から増え、年間ベースでも前年を約1割上回るペースです。高配当ETFとしての「増配の流れ」は続いていると言えます。
なぜ分配金は増えているのか
分配金が増えている背景には、2つの追い風があります。
| 追い風 | 内容 |
|---|---|
| ① 企業の増配ラッシュ | 東証改革などを受け、日本企業が配当や自社株買いなど株主還元を強めている |
| ② 株価そのものの上昇 | 1489は年初2,895円から7月に3,262円へ、年初来で10%以上上昇 |
分配金(もらえる金額)と株価(ETFの値段)が両方とも上がっているのが、2026年の高配当ETFの姿です。「配当をもらいながら値上がりも狙える」という、投資家にとって理想的な展開になっています。
利回りだけで飛びつかない
ここで1つ注意点です。分配金が「9円」と増えても、利回りは約2.9%と3%を下回っています。理由は、株価が上がった分だけ利回りは下がるからです。
利回りの落とし穴
・利回り=1年の分配金 ÷ 株価
・分配金が増えても、株価がそれ以上に上がれば利回りは下がる
・「分配金が増えた=お得」とは限らない
つまり「分配金の金額」と「利回り」は別物です。高配当ETFを選ぶときは、金額の増減だけでなく、いまの株価に対する利回りもあわせて確認するのが大切です。
まとめ
2026年7月、日本の高配当ETFの分配金が出そろいました。代表格の1489は1口9円と前年から増配、年間累計も前年を上回るペースです。企業の株主還元強化と株価上昇という2つの追い風が続いています。
一方で、株価上昇により利回りは約2.9%と3%未満に落ち着いています。分配金の金額と利回りは分けて見るのがポイントです。最新の分配金額は各運用会社の公式ページでも確認できます(例:NEXT FUNDS 公式サイト)。
※ 本文の数値や市況は2026年7月時点の情報です。分配金は将来を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
